「私が大切にしたい”食事”の軸は何だろう?」改めて深掘りして見えた、私の中のシンプルな結論。

こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 / 海外起業家夫婦 江藤三穂(えとみほ)です。

 

「私が大切にしたい”食事”の軸は何だろう?」

最近改めて、自分の中で食事に対して考えを深める機会がありました。

 

その中で生まれた、シンプルな答え。

 

・そもそも、何のために食事をするのか?
自分自身のエネルギーを高めるため、維持するため。そして何よりも楽しむため。

・そのために、大切にしたいことは?
エネルギーの高い自然の恵みを、丸ごと・シンプルに・感謝していただく。

 

最初に結論を述べてしまいますが、今の私が食事において大切にしたいことは、全て上記の一文に集約されていることがわかったんです。

 

 

ちなみに私が考えるエネルギーの高い食事とは・・・

 

・フレッシュで旬、栄養価が高いもの

・オーガニックや、自然に優しい製法で作られたもの

・作り手の愛情が込められたもの

・手間暇かけて作られたもの

・できるだけ自然の形に近いもの

 

また素材、材料自体のエネルギーはもちろん、その背景を感じながら作られた食事、そして感謝をしていただく食事。

 

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そしてなぜ、そもそもこんなことを考えてみようと思ったかというと、

実は最近ヴィーガンの分野に興味があって、色々情報収集したり、カフェやレストランのヴィーガンメニューも試したりしているのですが、

今世界で“植物肉”(植物性たんぱく質から作った加工食品)の分野が注目されているとのこと。

 

日経ビジネス電子版

「次世代の食」の食レポ第2弾は、「植物肉」。今、米国の西海岸では、植物性タンパク質で作ったハンバーガーが注目されている。…

 

これからもまだまだ伸びる市場であることは間違いないのですが、そういった情報を見る度に私の中で常に感じていた小さな違和感・・・

それを深掘りしてみるとあることに気づきました。

 

(先日食べに行ったヴィーガンバーガー)

 

確かに、植物肉は環境に優しいという側面があるのは間違いない。

(牛や豚を育てるためには何カ月もの歳月と広大な土地、大量の水とエネルギーが必要とされます)

またコレステロールもゼロ、食物繊維も豊富などといった栄養学的メリットもあるだろう。

 

でも・・・お肉の食感にできるだけ近づけるために、工場で色々な素材を混ぜ合わせてこねくりまわして人工的に作った食べ物が、

果たして本当に”体に良いのだろうか?

そして、それはエネルギーが高いと言えるのだろうか?

 

私の中で感じていた違和感は、まさにそこに反応していると気づいたのです。

 

決して、植物肉やヴィーガンを否定している訳ではありません。

そこは私もまだまだ深めていきたいし、植物性の美味しい食事はこれからも研究していきたいところ。

 

でも・・・ある一面から“健康””環境に優しい”と言われるものも、切り取り方を変えるとまた別の一面が見えてくることもある。

決して、世間で言われている情報や、広告で表示されている情報をそのまま鵜呑みにしているだけではいけない、それに振り回される側になってはいけない、と強く思ったのです。

広い視野を持ちながら、自分にとって本当は何が重要なのかを判断していく必要があると思ったのです。

 

だからこそ、「私が大切にしたい”食事”の軸は何だろう?」

この根本にもう一度向き合おう、と思いました。

 

 

そして・・・思い出したんです。

5年前、こころキッチンの軸をずっとずっと考えていく中で、「私が大切にしたいのは“食×心”なんだ!」と全てが繋がった時のこと。

 

マクロビ、ローフード、グルテンフリー・・・

これまで様々な食事の考え方を学んできたし、どれも大切な要素を持っていると感じてはいるけれど、でも私はどの食事方法にも縛られたくなかった。

お肉がいけない、小麦がいけない、〇〇がいけない

そう思えば思うほど、知識が増えれば増えるほど、自分がなんだか苦しくなるばかりだった。

 

「体に良い食事のこと学んでいるはずなのに、なぜこんなに苦しいままなの??」

そんな違和感を突き詰めていく中で、出会った答え。自分の心の声。

 

それは、私はどの食事方法にも縛られたくない。ということ。

心と体の変化に合わせて、好きな食事方法を選びたい。食事をもっと楽しみたい。ということ。

 

だからこそ、

“既にある食事方法に自分を当てはめるのではなく、自分に合わせて食事を選ぶ”

こころキッチンは、そのための心を作る場所でありたい!!それを伝える場所でありたい!!

 

この想いが、私の原点。

“食×心”を伝えるこころキッチンの原点だったのです。

 

 

そして・・・今も自分の中で、その想いは何一つ変わっていないことに気づきました。

 

私は、自分の中に「〜を食べてはいけない」「〜は悪」そんな敵を作ることなく、

そのどれもが意味があってこの存在することを受け入れ、感謝して食事を“選んで”いきたいのだ!!

 

だから、エネルギーの高い自然の恵みを、丸ごと・シンプルに・感謝していただく。

私にとって大切にしたい食事の軸は全てここにある!

 

・・・うーん、めちゃくちゃスッキリした。腑に落ちた。

こうして言語化してみることで、また一本自分の中に太い軸ができた気がしています。

 

 

そして最後に、もう一つ大きな深い気づき。

ここまで自分が考えてきたことって、まさに“生き方”にも通じている。そう、改めて思いました。

 

私は、誰かに与えられた”生き方”の枠の中に当てはまることは絶対にしたくない!

私はこれからもずっと、自分自身で”生き方”も”働き方”を選び続けるんだ。

今既にこの世界にあるものから考えるのではない。自分自身で新しい世界を創造し続けるんだ!!

 

これは、私が人生において何よりも大切にしたい自分の軸。

 

“生き方=食べ方”

本当に、全てが繋がっているのですね。

 

 

自分自身の中にある違和感を一つ一つ紐解くって大事。

言語化するって、本当に大事!

 

そこからまた、新しい世界が見えてくる。

 

今日は抽象的な内容となってしまいましたが、「私が大切にしたい”食事”の軸は何だろう?」

ぜひ皆さんにとっても考える機会になれば嬉しく思います。

 

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。