食事とは、”頭”で考えるのではなく、”心”で感じていただくもの。

こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 / 海外起業家夫婦 江藤三穂(えとみほ)です。

 

先日、珍しく体が朝から熱っぽい1日があったのですが、野菜と薬膳&鶏スープを飲みたい!と体が欲していたので韓国料理を食べに行きました。

最初は宅配で頼もうとしていたのですが・・・あったかい滋養溢れる参鶏湯(サムゲタン)がどうしても食べたくなり、それは宅配メニューになかったので、わざわざお店へGO。

でもその甲斐あって、参鶏湯を食べたその帰り道にはすっかり!元気になりました。

(自分の回復力に我ながら驚き。笑)

 

 

定番韓国料理、参鶏湯は高麗人参やナツメグ、なつめ、にんにく、もち米など薬膳を意識した食材が使用されているのでとっても栄養豊富。

夏バテ防止や、滋養強壮、体力回復、食欲不振、デトックスなどの効果もあります。

またいつも韓国料理を食べに行くと、キムチやナムルなどたくさん小鉢もついてくるのも嬉しいんですよね。

 

 

それから普段の食事でも。

・鉄分が足りていない感じがするから小豆やデーツを食べよう
・もう少しご飯の量を増やした方がいいな
・滋養ある出汁や鶏のスープを使ったものが食べたい
・今日は、体がケーキを食べたがってるな (ごくたまにそういう日があります)

etc…

あまり事前にメニューを決めることはせず、その日自分の心と体が必要と感じているものを選ぶようにしています。

これまで学んできた一通りの栄養学やマクロビオティックなどの知識もベースにはあるけれど、でも最終的には直感によるところが大きい。

「その日、自分が食べたいものを食べる」ことを徹底するようにしています。

 

そうやって日々を過ごしていくと、

 

心も体も安定する。腸の調子もいい。

急激に刺激のあるもの(甘いもの、カロリーの高いものetc)を欲することもなくなる。

無理に食べすぎることもない、自然とちょうど良い量でお箸を置けるようになる。

 

毎日の心と体を作っているのはやっぱり食事なんだなあって。

改めて心の底から感じています。

 

(こちらは、インド人街エリアにあるベジカレービュッフェのお店にて)

 

でも、今ではどんどん過去になりつつありますが、

・一食は必ず500kcalまで
・ご飯を食べたら太る
・甘いものを食べてはいけない

頭で作ったガチガチのルールに縛られて食を全く楽しめず、ある日溜まった心のストレスが爆発して、一気に異常な量の過食に走る・・・

少し前には、そんなことを繰り返し続けていた私もいました。

 

でも・・・その時があるから、今がある。

そんな自分がいたから、こころキッチンを通して、本気で”食”と”心”について向き合ってこれた。

 

そうして得た、一つの結論。

食事とは、”頭”で考えるのではなく、”心”で感じていただくもの。

 

長年悩んで、迷って、そうして得られたこの感覚は、本当に私にとって一生の宝物なのです。

 

 

“You Are What You Eat(あなたはあなたが食べたものでできている)”
“食べ方は生き方”
“食べることはエネルギーをいただくこと”

 

こころキッチンをやっていた時以上に深まっているこの思い。

料理教室という形は卒業したけれど、これからもまた違う形でライフワークとして伝えていけたらと思います。

 

 

食事とは、”頭”で考えるのではなく、”心”で感じていただくもの。

 

皆さんもぜひ知識や思考を一度手放して、自分の心と体が感じるままに今日の食事を選んでみてください。

自分の心と体が本当に欲しているものを、ぜひ取り入れてあげてください。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。