私が日本への里帰り出産を決めた理由。本当はもうずっとずっと前から、大切なものは全てここにあったのかもしれない。

こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 / 海外起業家夫婦 江藤三穂(えとみほ)です。

 

日本に帰ってきてから数日。

静岡の実家で穏やかすぎる毎日を送っています。

 

 

1週間前はマレーシアで半袖1枚でココナッツジュースを飲んだり、マンゴー食べたりしていたのにな・・・

今は日本のこたつでみかんとお茶。w

 

このギャップがなんとも面白いなあと思いますが笑、でも夫婦ともにPC(or iPad or スマホ)1台で世界どこにいても仕事ができるというのは、本当にありがたいことだなあと思います。

 

(毎日昼夜の洗い物をしてくれている夫)

 

さて今回、私が日本への里帰り出産を選んだ理由は、

出産に関して何かと親が側にいてくれる方が安心で楽、という面ももちろんありますが、

 

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実はこの機会にしばらく実家に滞在し、また日本にもいることで、

「改めて私自身が家族(父・母)との関係性や、日本について見直す機会を得たい」という思いもありました。

 

大学生から一人暮らしを始めて15年以上、そこから実家に帰るのは年に1〜2回程度。

特に用もなく実家に帰る、ということはあまりなく、短い時はお正月であっても2日くらいしか帰らなかった・・・

 

そんな私にとって、今回少なくとも3ヶ月は実家に滞在、そして夫も一緒に、というのは、実はかなり新しい試みでもあります。

 

 

でも、まだ数日しか経っていませんが、もう既に本当に日本に帰ってきてよかったと思っています。

 

田舎で何もない、つまらない、と思っていた地元にも意外といいところがあるのではないか?と思えてきたり(土地が安く、車で関東近辺にはどこへも行きやすい)

父と母が毎日ご飯を作ってくれることのありがたみが身に染みたり、

あとはたまに電話がかかってくる孫(妹の子供)の様子に父と母が日々翻弄?されていたり(孫パワーってすごい。笑)、なんだかんだ2人で仲良く、楽しそうに健康に暮らしていることだったり、

夫もこの新たに始まった暮らしを一緒に楽しんでくれていることだったり・・・

 

これは当然といえば当然かもしれませんが、学生時代や、一人暮らしの時には全くわからなかったことだなあ・・・

自分が結婚して、妊娠して、家族ができたからこそ、見えてきた世界。

 

そんな自分自身の変化を、早くも感じられています。

 

 

あとはやっぱり、日本の食は落ち着く。ほっとする。

 

柿やみかんやりんご・・・季節の果物。

それから新鮮なお魚や干物。秋冬ならではのお料理も。

 

これはずっと海外にいたからこそ、気づけるようになったありがたさ。

 

 

私はこれまでずっと、何かを得たくて変えたくて、外へ外へと出たくてしょうがなかった。

 

親に対しては鬱陶しい、口うるさい、とずっと思っていたし、

地元に住みたい、帰りたい、なんてこれまで一度も考えたこともなかったし、

自分の性格的に、過去を懐かしむよりも新しい未来を切り開くこと、新しい挑戦をすることにいつだってエネルギーを注ぎがち。

 

でも本当は・・・もうずっとずっと前から、大切なものは全てここにあったのかもしれないね。

 

 

もちろんこれからもずっと実家、日本にいるつもりは全くなく笑、まだまだ新たな世界を見に行きたいのだけれど、

でも歳を重ねて自分の内面が変わったことで、長年いた世界の見え方も変わりつつあることがなんだか嬉しく、そしてほんの少し自分の成長も感じてみたり。

 

 

これから出産まで、しばらく続く実家や日本での生活。

これからもこんな風に自分自身とも対話しながら、1日1日大切に過ごしていきたいなあと思います。

 

#海外起業家夫婦
#静岡生活