【マレーシアグルメ】マレーシアで気づかせてもらった日本人の心、そして日本の食文化の素晴らしさ。@寿司 織部(SUSHI ORIBE)

こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 / 海外起業家夫婦 江藤三穂(えとみほ)です。

 

マレーシアに来て本当によかったと思うことの一つ・・・

それは“日本食・日本文化の素晴らしさを改めて認識できたこと”

それは日本の中にずっといては当たり前すぎて身近すぎて、おそらく気づけないor見落としてしまうような感覚。

 

その大きなきっかけが、これまでにブログでも度々ご紹介した「寿司 織部」さんと、マスターシェフのNAOさんに出会えたこと。

 

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そもそも私も夫も、これまで日本で回らないお寿司を食べに行ったことがほぼありませんでした。。。(というかゼロ?)汗

それはちゃんとしたお寿司のお店は値段が高い、敷居が高い、という心理的ハードルが高いことが大きかったと思うのですが、

 

でもそんな私たちも、マレーシアに来たからこそ

「どうせ日本の食事を食べるなら、とびっきり美味しいお寿司を食べたい!」

そんな気持ちを抱くように。

 

もちろんマレーシアの街中には、ローカル向けのリーズナブルな回転寿司のお店、日本食のお店、たくさんあります。

しかし以前一度日本の居酒屋的なお店に行ってみたのですが、「まあ海外だったら、こんなもんかな。。。」と思わざるをえず。笑

 

あえてここマレーシアで、再びそこにお金を払いたいとは思わない。

家で食べたほうが絶対に美味しい!そう思ってしまうくらいのレベルだったのです。

 

そんな中、知り合いの経営者の方から教えていただいた「寿司 織部」さん。

 

 

「マレーシアでこんなに美味しいお寿司、生のお魚、お出汁や和食をいただけるなんて!!」

家庭料理では絶対に出せない、プロの味。

 

食材は全て日本から週3回空輸。

その手間暇をかけてこうしてここマレーシアで日本の旬の味覚をいただけるということに、より希少性や感動も増していく。

(マレーシアの相場としては、織部さんのお値段は決して安い訳ではないけれど、でも一つ一つの手間やおもてなしを考えると「これは安い!」と心から思ってしまうのです。)

 

あとはカウンターに座ってお寿司や料理をいただくという、特別な空間と時間。

普段ほとんど日本人の人と会う機会のない私たちにとっては、織部さんに来てNAOさんと日本語で色々とお話できる時間は本当に貴重で楽しい時間でした。

 

そしてマレーシア最後の思い出にと、先週訪れて頼んだOmakaseコースも、1ヶ月前にいただいたものと被らないように様々な配慮をして下さっていて・・・

器を変えて下さったり、常連さんだけに出すようなメニューアレンジをして下さったり。

 

(全てお任せで出してくださった、マグロのユッケ風やニシンやカンパチのお刺身など)

 

あとはこちらも新鮮で感動したなあ。

ハモの土瓶蒸し。お出汁をメインにいただく一品なのですが、スダチを絞ると味が一気に爽やかに!

秋を感じさせてくれる器も本当に素敵。

 

 

他にもご飯にも様々な具材が混ぜ込まれている穴子丼や、お出汁のきいた茶碗蒸し。

 

 

それからもちろん、お寿司や毎回の定番贅沢丼も。

「この食材は〜〜県産のもので」「このたれはエビの出汁を煮詰めていて・・・」と一つ一つ説明をお聞きするのも楽しい!

 

 

最後にはなんと「妊娠のお祝いに」とデザートプレートまで出してくださいました!

 

(織部さんのデザートは、いつも甘すぎなくてさっぱりしていて本当に美味しいのです。涙)

 

これは日本食に限らず、全ての飲食店に言えることでもあるのだけれど、リーズナブル or そこそこのお店が決して悪い訳じゃない。

それはそれで、いつでも手軽に食事を楽しめるという価値を提供しているとも思います。

 

でもマレーシアでそういう日本食のお店しか知らなかったら、おそらく

「海外でも日本食って人気なんだな」
「普通に現地の食文化にも溶け込んで大衆化しているんだな」

くらいのありきたりの感覚しか抱けていなかったと思うのです。

 

そんな中で「寿司 織部」さんは、

日本の四季の移り変わりに合わせた繊細な味付けや感覚、
細部までこだわり抜く美意識や職人魂、
お客様に徹底的に寄り添うおもてなし・・・

そんな“日本人の心””日本の食文化”の素晴らしさや奥深さに気づかせてくれました。

 

そしてそれはきっと他の国の人たちから見ると、本当に“Amazing””Excellent”で心を惹きつけるものであるということも。

 

(最後にNAOさんと記念撮影。カウンターの中に入らせていただきました!)

 

お寿司屋さん一つとっても、色々なお店があるのだと思いますが、

 

「僕たちができることは、手間暇をかけて少しでも食材を美味しく味わっていただくこと。」

「料理の味が美味しいのは大前提。それだけではなくて、来てもらうからには空間やパフォーマンスも含め、全て記憶に残るような時間を提供したい。」

 

と、ここマレーシアで、ローカルの人たちにもどうやったら楽しんでもらえるか真摯に向き合い続ける「寿司 織部」さんと、NAOさんと出会えたことは、本当に宝物。

そしてここで気づかせてもらった日本の食文化に対する思いは、きっと今の自分にとってとても必要なものだったと感じています。

 

またマレーシアへ来た時には、ぜひお店に伺わせていただこう。

そしてまたいっぱい、色々なお話をさせていただこう^^

 

これまで素晴らしい時間を過ごさせていただき、本当に本当にありがとうございました!

 

 

寿司 織部
Vipod Residences, Ground Floor Block C-1, No 6, Jalan Kia Peng, Kuala Lumpur, 50450 Kuala Lumpur
http://oribe-sushi.com.my/