世界から見ると、日本はもはや物価の安い国!?日本に戻って改めて感じたこと

こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 こころキッチンライフデザイナーえとみほ@マレーシアです。

 

本日は、先日まで10日間日本に戻って感じたことをちょっぴりご紹介しようと思います。

 

 

タクシーが現金しか使えない?!そして高い!!

 

会社にもよると思うのですが・・・京都のタクシーが未だに現金しか使えないことに本当に驚きました。

こんなに海外のお客さんも来るところなのに・・・せめてクレジットカード対応だけでもできるようになった方がいいのでは汗??

 

ちなみにマレーシアを始めとする東南アジアでの日々の移動は、Grabというタクシーアプリが必須。

どこにいてもすぐアプリ1つでタクシーを呼べますし、料金は登録したクレジットカードから支払われるのでぼったくりなどの不安もありません。また特にマレーシアは料金も格安!(KL市内ならどこでも200〜500円程度、30分乗っても1000円もしないくらいです。)そしてそのサービス網を活かしたフードデリバリーなども充実しています。

※先日行ったパリ・ロンドン・モナコ・台湾などはUberが主流でした。

 

「Grab」の画像検索結果

 

タクシー・ケータイ業界など様々な業界において、日本は世界から見ると“ガラパゴス市場である”と聞いたことがあります。

すなわち、独自の生態系が発展したガラパゴス諸島のように、ビジネス市場において「孤立した環境(日本市場)でのみ独特の進化や発展を遂げているため、メーカーは海外に出られず、日本以外で活躍する海外メーカーも日本の市場に参入しにくい状況」が起きているということ。

日本国内市場だけで日本人だけを相手にする分には良いかもしれませんが、世界市場に幅広く目を向けたり、いつの間にか世界から取り残されていたということがないようにするためにも、もっと柔軟に世界のサービスを取り入れたり、学ぶ姿勢を持つべきなのではと思います。

 

 

キャッシュレスの普及はかなり遅れている。

 

上のタクシーとも通じるところですが、日本はアジア、先進国の中でもキャッシュレス(クレジットカード、アプリ決済など)の普及もかなり遅れているといいます。

少しずつPaypayなどのアプリを使う人も増えてきていると思うのですが・・・でも都会だけではなく、地方にもこれらが浸透するのは相当時間がかかるのでは。ということを静岡の実家に帰って改めて感じました。

 

こういった部分はマレーシアの方がかなり柔軟で、中華系の人も多い分、中国の2大モバイル決済アプリ「ウィーチャットペイ(微信支付)」「アリペイ(支付宝)」や、「GrabPay」などが当たり前に使われています。

コツコツ真面目に伝統を大切にするのが日本人のいいところでもありますが、こういったところでももうちょっと変化に対して柔軟になってもいいのでは?と個人的には思います。

 

 

日本はもはや”物価が安い”国。

 

日本の居酒屋、レストラン・・・

ヨーロッパなどと比べると、海外の人にとって「このお値段でこのクオリティの食事ができるなんて!」という感動はかなり大きいのでは?と今回改めて感じました。

そしてそういった面からも、もはや日本は“物価が安い”国になりつつあるのだろうと思います。

(だから中国やアジアのお金持ちが日本に爆買いに来るのですよね。)

 

このブログも参考になります→

ボクらはセカイのドコでも生きていける

少し前、香港や中国を中心にアジアで話題になった、沖縄で起こったあるニュースがあった。   中国人のみ料金10倍 宮古島・…

 

マレーシアの激安屋台グルメと比べると日本の方がもちろんお値段はしますが、それは一旦さておき、

よく海外に住む日本人が「日本の食事が一番!」と絶賛するように、日本の値段に対する食事やサービスの質はやはり全体的に非常に高いのではないかと思います。

そしてちょっとしたところで“おもてなし”の心が根付いていることも海外から見ると日本の大きな魅力であるように思いました。

 

 

島国、そして単一民族ならではの文化、国民性が世界から見ると日本の魅力でもあり、でも逆に遅れをとっている部分でもあったり。

海外に出るとそんな風に客観的に日本を見る視点もついてくるのではないかと思います。

 

私自身もまだまだこれから、そういった視点を磨いていきたいと思いますし、

日本のことをより深く知るためにも、そして大切にするためにも、ぜひ皆様にも積極的に海外へ行くことをオススメいたします!

 

それでは2019年も残りあとわずか、駆け抜けていきましょうね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。