こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 / 海外起業家夫婦 江藤三穂(えとみほ)です。
先日、日経新聞のサイトでこんな記事を見かけました。
「東大発スタートアップ(1)デキるやつほど起業する
社会課題真っ向解決 旧来型の大組織に見切り」
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東京大学発のスタートアップが存在感を高めている。東大卒業後は霞が関の官庁や大企業に行くのが王道と思いきや「優秀な人ほど起…
日本のスタートアップ界で今東大の存在感がとても高まっているそう。
記事には、このようにも書かれています。
かつて東大生は国や社会を変える志を抱き、霞が関の官庁や大企業を目指した。今や官庁や大企業は改革する側ではなく変革を迫られる側。東大発スタートアップが社会を変える新たな原動力となろうとしている。
また、こちらは本日の日経新聞より。
「日本の競争力、企業が足引っ張る
DX(デジタルトランスフォーメーション)に3つの課題」
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スイスのビジネススクールIMDが6月16日に発表した2020年版世界競争力ランキング。調査対象となった63の国・地域のう…
この記事によると、
スイスのビジネススクールIMDが6月16日に発表した2020年版世界競争力ランキング。調査対象となった63の国・地域のうち、日本は34位と過去最低を更新した。1位はシンガポール、2位はデンマーク、3位はスイスだった。
世界競争力ランキングは、「企業が持続的に価値創造できる環境をその国・地域がどの程度育むことができているか」を示したものだ。主に「インフラストラクチャー」「経済パフォーマンス」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」の4種類の要素からなる。
これら要素のうち「34位となった主因は、ビジネスの効率性に対する評価の低さだ」と高津尚志・IMD北東アジア代表は分析する。2020年の「ビジネスの効率性」の評価は55位だった。総合順位が30位だった19年も「ビジネスの効率性」が46位と足を大きく引っ張った経緯があり、20年はさらに大きく下がった。
世界から見た日本の競争力は、年々下がり続けているという恐るべき事実・・・!!
またこの記事ではさらにその原因をこのように分析しています。
原因1:俊敏性をはき違えている日本企業が多い
原因2:生産性向上を非正規雇用に頼りすぎ
原因3:自分でアイデアを生み出し、それを実現できる社員が少ない
現在の私は社員を雇ったり、大きな組織を運営している訳ではないので偉そうなことを言える立場ではないかもしれません。
でもマレーシアからこういった日本のニュースを見る度に思うのです。非常に不安に思うのです。
「このままで日本は大丈夫??
日本人、本当にこれでいいの??」
小中高大とエスカレートして進み、大企業と呼ばれる会社に就職して結婚。
(そして女性は結婚&出産後、専業主婦 or 元の会社へ復帰)
このままでいいのか?なんとなくモヤモヤしながらも、
なんとなくマイホームを手に入れ、ローンを支払いながら、
毎朝満員の通勤電車に乗り続けて65歳で退職。
その後はのんびり老後を楽しむ・・・
長年日本で“幸せ””安定”と言われていたこれらの生き方は、コロナによる世界の大変革を通じてまさに終わりへと向かおうとしています。
今の時代は、
大企業よりも、小さな法人や副業。
オフィスへ毎日通勤よりも、テレワークや在宅勤務。
持家よりも、賃貸やデュアルライフ。
日本の詰め込む教育よりも、海外教育や詰め込みではない教育。
ものすごいスピードで価値観がアップデートされ続けている今、
一つ目のニュースで紹介したような“デキるやつほど起業する”
すなわち「安定(と思われていたもの)よりも、リスクをとった方がメリットがある」流れが日本でも生まれつつあることはとても素晴らしいことだと思いますが、
でも世界から見たら日本は本当にまだまだという実情・・・
正直、私の周りでも、実際自らリスクを取りに行く人、常に人生をアップデートするべく決断・挑戦をし続けている人は本当にごく一握りのように感じます。
(そしてそういう人は、大抵既に起業・経営の道を歩んでいたりする。)
現状に不満を感じながらも結局何も行動を起こそうとしていない、なんとなく後回しにしている、そんな様子を見ていると、
「なぜ、皆変わろうとしないの??」
「怖い、無理、とか言ってる場合!?」
と、時々歯がゆくなるほど。
もちろん、その人の人生はその人のもの。どんな人生を選択しようが自由です。
冷たい言い方をすれば、私には関係のないことかもしれません。
でも、これだけは伝えたい。
誰かのせいにしたり、会社のせいにしたりしていても何も始まりません。
自分の人生を変えられるのは、世界にたった1人、自分自身しかいないのです。
この先の私の人生、本当にこのままでいいのだろうか??
本当にそう思うんだったら、自分自身で“変化する”と決めるしかないのです。
そしてどうしたら今自分が描く理想の未来に続けるのか自分自身で“考える”、そして“行動する”しかないのです。
私は、自分の人生に対して心に決めていることがあります。
それは理想の生き方、働き方、全て何一つ妥協せずに一生自分自身で選択し続けていくということ。
そして、やりたいことは全部やる!
理想の未来を手に入れることを絶対に諦めないということ。
これからの時代に必要なのは、変化し続ける力。そして自分自身で考え続ける力。
過去にいつまでもしがみついていてはいけません。
時代はどんどん動いてる。そして“幸せのカタチ”は、確実に変わり続けてる。
まずは小さなところから現状の外へと一歩踏み出して、新しい方法・道を自分自身で考えて探してみませんか?
そしてもう一度、自分にとっての本当の“幸せのカタチ”を再定義してみませんか?
変化することは、進化すること。
変化を楽しみながら、8月も進んでいきましょう!