こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 / 海外起業家夫婦 江藤三穂(えとみほ)です。
実は最近、私の中でとてもモヤモヤしていたことがあります。
今日はそのモヤモヤを解決していく中で得た気づきを綴ってみたいと思います。
まず1つめは、投資のことです。
少し前にある投資にチャレンジしたくて、でも事情により日本語ではなく英語版のサイトを使っていることもあって、正直一体どこから何を始めたらいいのかさえ、全くわからないことがあったんですよね。
ネットで色々調べてみたけれど、そもそも用語の意味がわからぬ。。。!
(恥ずかしいのですが、最初は本当に「売り」と「買い」の違いもわからなかった汗。)
キーッとなって夫に質問したのですが、でもさらりと説明してくれる夫の言っていることがまたわからん〜〜!!
教えてもらっているくせに、「いや、そもそもの所が全然わからないんだけどさ。」と逆に夫に八つ当たりする私。
(ほんとごめん、、わからない自分にイライラしていたんです。。。)
でも何度も聞くうちに理解が深まっていくと、何のことはない。
私が1人で詰まっていたのは、投資の基本中の基本、めちゃくちゃシンプルな考え方のところでした。
ちゃんと1つずつ紐解いていったら、なーんにも難しいことのないポイントでした。汗
続いて、最近のモヤモヤ2つめ。
現在、私の仕事はシンガポール法人として行なっているのですが(夫は別にマレーシアの法人を持っています)、先日初めての決算対応がありました。
ですが私は、初めての法人&海外対応ということもあってここ2週間くらい内心ずっとビビっていて・・・
ああもうすぐ決算の対応しなきゃ。。と考えるだけでズーンと気持ちが重くなったり、
会計担当の方に書類を提出する時も、「こんなのもわからないの?」と思われたらどうしよう、と変な妄想をしたりと、
1人で勝手に不安を膨らませてしまっていました。
でも・・・終えてみると、これまた何のことはないw
日本で料理教室をやっていた頃よりも全然細かい支出(食材や備品など)がないので、書類を揃えるのも全く大した手間じゃなかったし、
会計担当の方はむしろ自分の味方として相談にのってくれる存在であるわけで汗、
気づけばあっという間に第1期目の対応が終わり、あとは法人税の納付などを行うだけという状態です。
ちなみに…
1年半前に「シンガポールに住みたい!」
それだけを理由に勢いで法人を設立した私ですが、正直その時は法人の税金やら決算やら、その仕組み自体も全くわかっていませんでした。
(その後夫と出会ったため、今はマレーシアに住んでいますが)
シンガポールは(あと香港も)、日本と比べて法人税が低いため、かなり稼いでいる人たちが節税のためシンガポールに移住する、なんてことでも有名だったりしますが、
でも当時の私は、ただ「法人を設立して、シンガポールに住むためのビザを取得したい!」が先行していて、節税したいとかそんなつもりもなかった。
一体税金の制度がどのくらい日本と違うのかも、本当に本当に全くわかっていなかったんです。汗
そしていざ、勢いのままに海外移住。
今となっては笑い話ですが、初めのうちは、
シンガポールの銀行のアプリを使って振込するのも、
わからないことがあって窓口に英語で電話するのも、
海外送金するのも、
Invoice(請求書)を作るのも、
一つ一つの対応するのにも「本当にこれでいいのか?」
慎重になりすぎて汗ダラダラになって、エネルギー使いまくっていた私・・・。
でも夫や周りの人の力も借りながら1つ1つやっていくと、当たり前ですがちゃんと何とかなるもので。
今はもう慣れたので普通に対応できますし(海外だから難しいとかは全くなかった。基本日本語の対応と同じ)、
そして法人税の仕組み含めたシンガポールでビジネスすることのメリットや、またマレーシア、日本の制度の違いなどもようやく理解できるようになっていったのでした。
・・・と、ここまでの話で言えることは、
「知っているか、知らないか」そして「やるか、やらないか」の差はこんなにも大きい、ということ。
上にも書いたように、私も自分にとって未知なる分野に取り組む前は、1人勝手に不安やマイナス思考を膨らませてしまうこと、普通にあります。
というか、それは当たり前だとも思います。
でもその不安の理由を冷静に紐解いていくと、ただシンプルに「知らないから」だったりする。
道がはっきり見えていないから、だけだったりする。
でも、1つ1つちゃんと調べて知っていくと、道は必ずあるのです。
自分1人ではわからなくても、必ず誰かが助けてくれる。教えてくれる。何かしらの解決方法はある。
海外だから難しい、とかも本当にない。
もちろん言語や文化の壁は多少あるかもしれないけれど、日本語でサポートしてくれるところはたくさんあるし、現にそうして海外に住んだりビジネスしている日本人はたくさんいる訳ですから・・・!!
そしてもう1つ、「知らない」を「知っている」に変えるためには、まずとにかく「やってみる」こと。
本を読んでなんとなく知った気になったり、机上の空論で頭でだけ考えていても何も始まらない。
自分の手と足を実際に動かして行動=「やる」からこそ、何がわからなくて、何につまづいているのかが見えてくる。
逆に「なんだ、こんな簡単なことだったのか!」なんてことも多々出てくるのだと思います。
あとは全部「知ってから」→「やる」じゃ遅いんだよね。
そんなの待っていたら、あっという間におばあちゃんになっちゃう。
だから全部完璧にわかっていなくても、ある程度把握できたらまず「やってみる」。
実際に「やる」ことこそが、「知らない」を「知っている」に変える最短の近道。
私もここ最近のモヤモヤを通じて、改めてこんなことを痛感しました。
だからこそ、皆さんも難しそう、無理そう、と今感じることがあっても絶対に諦めないで!!
1つずつ「やらない」を「やる」に変え、「知らない」を「知っている」に変えていくと、必ず視界がさーっと開けていく瞬間がやってくるから。
それこそがきっと、“自分の世界が広がる”ということ。
“自分の枠を超える”ということなのだと思います。
ということで、私も日本で個人事業主3年、海外で法人1年、まだまだひよっこ起業家ですが、これからもひよっこなりに頑張ります。
「知らない」世界を、1つずつ「知っている」に変えていこうと思います。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。