こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 / 海外起業家夫婦 江藤三穂(えとみほ)です。
最近、時々ではありますが、高校や大学時代の時の夢を見ます。
それがなぜかはよくわかりませんが・・・でもその時の感情を思い出しながら、今日のブログを書いてみようと思います。
私は高校生まで静岡県で、そして大学・大学院の時は北海道で過ごしました。
机に向かう勉強はできる方でしたが、体育・スポーツだけは普通、という感じ。
それでも、何かに一生懸命になりたくって、濃い繋がりや仲間が欲しくって、中学・高校・大学は週6(!)の運動部に迷いなく入りました。(バレー部と剣道部です)
なので、高校・大学の思い出は本当に部活しかありません。笑
(カラオケ行ったり、マック行ったり、ゲーセン行ったり、そんなTHE・学生っぽい思い出はほぼなし。。。)
それから東京に出て、IT企業で6年4ヶ月会社員生活を送りましたが、この時はバリバリ仕事をする優秀な社員、だったわけでは決してなく。
どうやったら定時に家に帰れるかばかりを考えていた、中途半端なやる気のOLでした。笑
そして改めて学生時代〜会社員時代を振り返ると、楽しいこと、嬉しかったことはもちろんたくさんあったものの、
しかしながら総じて、モヤモヤとした違和感をずっと感じ続けていたように思います。
・コミュニケーションがうまくできない、自分をどう表現したら良いのかわからない。
・部活仲間や会社の同僚と上辺だけでの会話はできても、どこか本音を出しきれていない。
・部活ではなかなかレギュラーになれず、自分の存在価値を見出せない。
・学校の勉強にも、会社の仕事にも、面白味を見つけられなくて、どこにも情熱をぶつけられない。
・可愛くおしゃれ、彼氏もいる周りの子達が羨ましくて仕方ない。
・そしてこんなモヤモヤたちを、私は1人で過食することでしか消化できない・・・(体重も増え、さらなるネガティブスパイラルへ)
周りから見ると、優等生で大人しくて勉強もできる子、という風に見えていたかもしれませんが、また若い時は少なからず誰しもこういった悩みをもつものなのかもしれませんが、
とにかくどこか”息苦しさ”を感じていた昔の私です。
それでも・・・そんな私の心を少しずつ自由にしてくれたのが、
実は「ブログ」と「食」です。
大学の時から、自分の独り言を書き続けていたブログは、唯一ありのままの私を表現できる場所でした。
ずっと文章を書き続けていた時間こそが、自分に深く向き合う時間となり、
そして誰に見てもらうでもなく書いていたブログも、いつしか自分という人間を知ってもらうための強力なツールへと変わっていきました。
全国・世界中にいる人たちと、たくさんのご縁を紡いでくれるようになりました。
正直、私のSNSやブログの発信は、全然煌びやかでも派手でもないと思うけれど。笑
でも、ありのままの自分の思いを出し続けてきたことが、他の人とは決して重ならない、いわゆる“ブランディング”にもまさに繋がっているのかなと思います。
そして「食」
私が小さい頃から自然と関心があった食のこと、料理のこと。
最初は食を仕事にするなんて思いもしなかったし、知識も技術も何もなかったけれど・・・
でも自分は比較的人よりも「食」に関心があるのかな、と気づけたのは、やはりブログを書く中で自己分析ができたからですし、
そうして小さな一人暮らしのキッチンからスタートした料理教室、こころキッチン。
もうこころキッチンを始めた時は、
自分がただただ夢中になれること、一生懸命になれることがあることが楽しくて楽しくて本当に仕方なかった!!
ああ、ずっとずっと私が探していたものはこれだったんだって。
自分のカラーで、自分が心から良いと思うものを、形にしていく。発信していく。
そして目の前の人に「ありがとう」と言ってもらえる。
2年くらい利益も何もなかったけど(むしろ赤字)笑、
私だからこそできること
私だからこそ表現できるもの
が見つかったことが、私にとっては何よりも幸せなことだったんです。
そしてその思いは、自分でも驚くほどに、自分の中に眠っていた底力を引き出していきました。
会社員卒業、起業、独立、海外移住・・・人生を変える爆発力を生み出していきました。
だからこそ今、昔ずっと感じていた違和感について思うこと。
多分私は、ずっと”人と同じこと”をするのが嫌だったんだ。
誰かが作った”枠”の中で生きることがずっとずっと嫌だったんだ。
“人と同じこと”をしていると、どうしても周りと比べて、優劣や競争意識も生まれてしまう。
それはそれで色々な学びはあるけれど、でも完璧主義の私は、一番になったらそれはそれでプライドを守るために必死になり、誰か自分よりも優れている人がいると、それも素直に受け入れられず、
どっちにいってもやっぱり苦しかった・・・
そして誰かが作った仕組みやルール、枠の中にいること。
ずっとそれが当たり前だと思っていたけれど、でもその中にいると人はどんどん物を考えなくなってゆく。
例えこうした方がいいんじゃないかな、私はこうしたいな、と思っても、もちろんすぐに反映されるとは限らず、そうして小さな消化不良のストレスが溜まっていく。
それがどんなに世間から見て”立派”で、”安定”していそうに見えていたとしても。
でも自分の心で感じていることと、実際にやっていることが違うというのは、やっぱり苦しいものなのですよね。
“自分は自分だけれども、でも本当の自分ではない”
そんな違和感を、昔の私はきっと心のどこかでずっと感じていたのですよね・・・
でも、そんな紆余曲折があったからこそ、今現在の私は本当に“自由”です。
起業することで、経済面、時間面でも自由を手に入れることができましたが、
何よりも自由になったのは”心” です。
“誰かと一緒の人生”は、もう絶対に選ばない。
私は”私だけのオリジナルの人生”を、これからもデザインし続けていく。
そう自信をもって宣言できることは、一体なんて幸せなことなのでしょうか。
働き方、生き方はどんな形であれ、
オリジナルの人生を”自分自身で”選択し、歩めているという実感を持つこと。
それこそが本当の幸せなんじゃないかなと思っています。
皆さんは、自分の人生に対してどんな実感を今持たれていますか?
もし、今の毎日が心から満足できるものでないならば、
食べるもの、着るもの、一緒にいる人、触れる情報・・・まず変えられるところから“自分自身”で選ぶ癖をつけてみよう。
そして、具体的に何を違和感と感じているのか?本当は自分をどうしたいのか?
自分に向き合う時間も習慣にしてみよう。
“私だけのオリジナルな人生”を、ぜひ今ここからデザインしていきましょう!
それでは、本日もお読みいただきありがとうございます。