日本貨物船のモーリシャス座礁・重油流出事故から考えさせられたこと

こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 / 海外起業家夫婦 江藤三穂(えとみほ)です。

 

最近の私の正直な心の動き。

 

自分の中に以前から生まれていた

“地球貢献事業”を作りたい

この想いを、具体的にどうやって形にしたら良いのか。

 

その糸口をずっとずっと考えていたのだけれど・・・

 

 

ゴミや食品廃棄問題、自然破壊問題、気候変動問題・・・

実際のところ、問題を知れば知るほど深刻で、それはとてつもない巨大なモンスターのように見えて、

一体どこから何を手をつけていいのか
そもそも私が何か行動したところで状況は変わるのか

出口のない迷路に陥っているような感覚を覚えていた。

 

挙句の果てには、

この迷路にもっと深く足を踏み入れる前に、このまま何もしないで自分たちが平和に快適に暮らせればいいんじゃない?
別の形で事業だって、社会貢献だって、できるんじゃない?

と、考えること、目を向けることを一旦辞めようかと思ったりもした。

 

 

そんな時に知った、モーリシャス沖で日本貨物船「WAKASHIO」が座礁したことによる、重油流出事故。

 

透き通った海面に真っ黒な重油が広がり続け、今なお進む回収作業。

この自然が元のように回復するには数十年かかる可能性もあるという。

またこの事故は、自然だけではなく、モーリシャスの人々の産業、経済、健康にも大きな影響を大きな被害をもたらす可能性があるという。

(ただでさえ、コロナの影響で観光産業が大打撃を受けているというのに・・・!)

 

IDEAS FOR GOOD

今、モーリシャスの海面に真っ黒な重油が広がり続けています。日本の大手海運会社、商船三井が運行する貨物船「WAKASHIO…

(写真はお借りしています)

 

正直なところ、恥ずかしながらも、こういった自然破壊、汚染の問題をこれまでの私はほとんど気にかけていなかった。

ニュースで見かけたとしても、「大変だな」くらいの認識ですぐに頭から抜けてしまうようなレベル。

 

でも・・・なぜかこのニュースは、この数日私の心をチクリとずっと痛め続けている。

 

事故を起こしたのが日本の貨物船だから、なのか?

それも確かにあるかもしれないけど、でもそれだけじゃない。

 

「私たち人間の暮らしは、本当にこのままで良いのだろうか?」

 

何かを、突きつけられているような気がした。

深い問いを、投げかけられているかのような気がした。

 

貨物船「わかしお」、真っ二つに モーリシャス座礁事故 写真8枚 国際 ...

(写真はお借りしています)

 

そして気づいたのだった。

 

ああ、私の意識・魂は、やっぱり今、”地球貢献”に取り組んでいきたいと思っているんだな。

そこに強いミッション、そして様々な意味での問いを感じているんだな。

 

そしてただ、事故が起きたことにただ悲観するのではなくて。

 

自分の現在の暮らしと自分がまだ見たこともない地球上の小さな島に起きている事件が繋がっている感覚、

まるで”自分ごと”のように思えた感覚を覚えたことは、

また新たな自分の変化であり、意識の幅が広がったことなのだと前向きに捉えようと思った。

 

 

・・・そんな気づきをもらって数日。

 

・持続可能な地球・社会を守り続ける”地球貢献”
・心・体・魂が調和する”Well-being”な生き方

 

どちらも、実現できる未来。

 

少しずつ少しずつ、これからやりたいことの輪郭が見え始めているような気がする。

核となるようなものが見え始めているような気がする。

 

 

Makuake(マクアケ)

2019年8月に九州北部を襲った記録的大雨で、佐賀県大町町(おおまちちょう)で未曾有の油流出事故が発生。そこで私たちは「…

 

それからモーリシャスの事故については、微力ながらもこちらで寄付支援もさせていただきました。

少しでも力になれますように。

 

※ニュースでも取り上げられていました

 

ありがとう、というのは変かもしれない。

でもありがとう。

 

モーリシャスの事故が教えてくれたこの気づきを、これから必ず行動に変えていこうと思います。

 

 

そして、一刻も早く事態が落ち着き、また今後の解決策が明確となり、美しいモーリシャスの海に住む生物や人々が心穏やかに過ごせる日々を取り戻せるよう、心から祈っています。

 

#SaveMauritiusReef