「生きる」ってなんだ?お世話になった方の訃報に、とめどない想いが溢れて。

こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 / 海外起業家夫婦 江藤三穂(えとみほ)です。

 

つい数日前、あるFacebookの投稿を見た瞬間、私の頭は真っ白になりました。

 

それはこれまで何度もお世話になったAさんの訃報。

突然、事故で亡くなったとのこと。

 

投稿してくださったのは、Aさんの奥様でした。

 

 

Aさんは約2年前に、あるオンラインサロンで知り合いました。

歳も近く、まだ30代後半。昨年、子供も生まれたばかりです。

 

そしてAさんは、2018年、こころキッチンとして「海外で何かやってみたい!」という私の話を聞いて、「まずは台湾はどうですか?」と最初に提案してくださった方でした。

実はAさんの奥様は台湾人の方。

奥様が通訳やコーディネートを担当してくださり、2018年6月、初めての海外レッスン、台湾(高雄・台北)でBENTO&DASHIレッスンが実現できたんです。

(Aさんも、最終日にわざわざ台湾まで駆けつけてくれました)

この台湾レッスンから、私の海外展開への道が大きく拓けていきました。

 

またこのレッスン開催前には、事前にAさんと奥様と一度台湾で待ち合わせをして、一緒に台中観光・お食事もしたり。

その後も何かと「三穂さん、こんな情報ありますよ」と声をかけてくれて、日本でもご飯をご一緒したり、Aさんの実家のある栃木まで遊びに行ったり・・・

あとは、私がこころキッチンをクローズして東京を離れる直前に、わざわざサロンまでサプライズ(!)で来てくれて、東京最後の晩餐を一緒に楽しんだという。

 

穏やかでフラット、とにかく”与える”姿勢に溢れたAさん。

Aさん、そしてその奥様には、これまで要所要所で本当にお世話になってきました。

 

 

そんなAさんの突然の訃報。

今もまだ、半分信じられない気持ちでいっぱいです。

 

「子供がもう少し大きくなって落ち着いたら、マレーシアにも遊びにいきますね。」

そう言ってくれていたのに・・・

 

そして、奥様。

まだ1歳にもならない小さいお子さんと、一体、どんな気持ちでこの現実を受け止めているのだろうか。

 

明るくて聡明で、日本語もめちゃくちゃ上手で。すごくAさんとも仲が良かった。

そんな奥様の心は大丈夫だろうか。

それを考えるだけで、胸が痛くて痛くて、仕方ない・・・

 

 

「生きるって、なんだ??」

この訃報をきっかけに、私はずっと考え続けていいる。

 

なぜ人はいつか死ぬのに、生まれる必要があるのか?

なぜ、何のために、私たちは生まれてきたのか?

 

そして人はなぜ、戦争、貧困、犯罪、社会問題、環境問題・・・争いや問題を引き起こそうとする?

なぜ人は単純に、幸せで平和な道を歩もうとしない?

 

生きるって、なんだ?

生きるって、なんだ?

 

そしてなぜ、私は今、こうして生きている?

 

 

きっとこの答えは、すぐに出るものではない。

これから一生をかけて、向き合っていくべき問いなのだろう。

 

でも今、ただ一つ言えることは、「当たり前は当たり前じゃない」ということ。

 

今日も家族皆が元気に暮らしていること。

今日も健康に、笑顔で1日を迎えられること。

 

それ自体が、奇跡なのだ。

永遠に続く「当たり前」なんて、この世には決して存在しないのだ・・・

 

 

突然、触れた”死”という概念に、私の心は今もまだ大きく揺さぶられている。

それでも、その中で一つ決意をした。

 

人生は短い。

だからこそ、この限られた命の時間を、自分が生まれもった意味を見出すために、そしてその使命を果たすために、全て注いでいこう、ということ。

 

そんな気づきをくれたAさんに、心から御礼を伝えたいと思う。

そしてこれからも「生きるって、なんだ?」この問いにずっと向き合い続けていきたいと思う。

 

 

Aさん、どうぞ天国で、安らかにお眠りください。

これまで本当に本当に、ありがとうございました。