【パリvol.2】歳を重ねるごとに、ますます女性は美しく自由になる。”歳を重ねるほどに価値が上がる生き方”を。

こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 こころキッチンライフデザイナーさかみです。

 

建築も芸術も、そして女性も。

歳を重ねるほどに価値が上がる。

 

そんなモナコやフランスの人たちが持つ考え方に、今回の旅ではとても感化されている。(これまでわかっているようで、全然わかっていなかったなと思う。)

 

(10年以上ぶりのルーブル美術館)

 

便利さや効率という面では、東京やアジア都市のような都会が優れているのかもしれないけれど、ここパリでは新築の部屋や物件は逆に好まれないとのこと。

多少の不便や非効率があっても、古き良きものを大切にし続けるという文化が街全体に根付いている。

 

また女性の意識としても、日本のように”女性は若い方がいい!”という潜在的な強い信仰はなく、

 

歳を重ねるにつれて自分の物語ができ、その物語が女性の個性と魅力になる。

歳を重ねるごとにますます女性は美しく自由になる。

 

そんな全体意識の中で、日々を過ごしているパリの女性の姿は、決して見た目は煌びやかや派手ではなくとも”深み”と”味わい”があり、本当に素敵だなと心から感じる。

 

(世界中の人々を魅了し続けるモナリザ。妖艶なエネルギーに圧倒された)

 

古いものを壊して、新しいものに変えることは簡単だけれど、でもどんなに頑張っても、逆の流れを生み出すことはできなくて。

そしてどんなに強く願っても、お金があっても、歳と共に積み重ねられる価値だけは決して手に入れることはできない。(もちろん、新しさや若さ故の価値もあるけれど。)

 

だからこそ、見るもの、触れるもの、一緒にいる人、情報、食事、経験・・・

毎日の中で一つ一つこだわりをもって選び続けていきたいと思う。

 

これら全ての積み重ねやほんの少しのこだわりの差が、これからの自分の価値を形作ってゆくに違いないから。

 

そして・・・

歳を積み重ねられたものの価値や背景を感謝をもって受け取ることのできる、そんな心の器も育ててゆこう。

 

(ピクルスとパテと共に、ワインで乾杯。絶対にまた食べたい、ガーリックとハーブのきいたシンプルなマテ貝のソテー)

モナコ、パリ、そして明日からはロンドンへ。

ヨーロッパに来て、新たな感性や感覚が自分の中に流れ込んできていることを日々感じています。

 

もうすぐ35歳の誕生日。

“歳を重ねるほどに価値が上がる生き方”をこれからも深め続けていきたいと思います。

 

(老舗ジャズバーにて、ゆったりと時間を過ごす夜)

#旅する海外起業家夫婦