こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 / 海外起業家夫婦 江藤三穂(えとみほ)です。
#旅する海外起業家夫婦 in マラッカで出会った、また訪れたいオススメレストラン・デザートのお店を本日はご紹介します♪
BULLDOG / ニョニャ料理
マラッカの中心、車で15分程のところにありますが、わざわざ足を伸ばす価値あり!
綺麗な空間も、接客も、とても素晴らしかったニョニャ料理を楽しめるお店BULLDOG。
週末はライブなども行われているようです。
ニョニャ料理とは、中華料理をベースに様々なマレーシアの香辛料やハーブが使われた料理。
15世紀後半にマレー半島へ移住してきた中華系移民の男性(ババ)と地元のマレー系の女性(ニョニャ)が結婚したことで生まれたマラッカ発祥の料理です。
(女性が料理を作るから、ニョニャ料理というのだそう。)
まずはニョニャラクサ、スパイシーなココナッツ風味のカレーラーメン!
マレー系のラクサ、中華系のラクサ、シンガポール系のラクサ・・・とラクサにも地方によって色々な種類があるのですが、
ニョニャラクサは、カレースパイス、唐辛子、各種香辛料&ハーブ(レモングラス、八角、シナモンスティック、黒胡椒、白胡椒、生ニンニク、ライム、紅玉ねぎなど10種類にも及ぶそう)をミックスしたベースにココナッツミルクが加わって、とても濃厚な味。
様々なスパイスが絡み合った辛味は、何度食べてもクセになる美味しさです。
麺は焼きそばのような太麺とビーフンの細麺を選べるのですが、断然両方のミックスがオススメ!
こちらはUdang Lemak Nanasという料理。
ラクサのようなカレーベース&パイナップルの甘みとココナッツが加わったスープ、そして大きな海老が煮込まれている一品。
ニョニャラクサよりもスープは甘いのですが、でも辛味もしっかり引き立っている。海老の香りもとても効いていました。
続いてこちらはニョニャポピア。
今回初めて知ったマレー風の春巻き、これもとっても美味しかった!
春雨や野菜を巻いているのは、卵を使った小麦粉の薄いパンケーキなのだそう。
びっくりするほどふわふわしっとりな食感でした。
(お料理と合わせて付いてくるマレーシアの定番調味料、サンバルソースと海老の発酵ペースト・ブラチャン)
デザートには、マレーシアの定番スイーツチェンドルを注文!
かき氷の上にはたっぷりGula Melaka(椰子の木の樹液を煮詰めたお砂糖)とココナッツミルクがかかっています。
また下から出てきたのは、小豆と緑色のにょろにょろゼリー。
このにょろにょろゼリー、初めて見たときは何これ?とかなりびっくりしたのですが笑、この緑色は東南アジアでよく色・香り付けに使われるパンダンリーフという葉の色。
人工的な着色ではないのと、特に味はついていないので安心して食べられます。
あとここのチェンドルは、小豆が甘くなくて素朴な味を楽しめたのでよかった!
辛味のある料理を食べた後には、ぜひチェンドルもどうぞ。
こちらのお店は、店員さんがとても丁寧に説明や料理の提供もしてくれて、それもかなり高評価でした(やっぱり接客は大切ですね。)
落ち着いてニョニャ料理を食べたい方に、ぜひ心からオススメしたいと思います。
BULLDOG
145, Jalan Bendahara, 75100 Melaka
和記鶏飯團 (Hoe Kee Chiken Rice Ball) / チキンライスボール
マラッカの名物料理に必ず上がるのが、チキンライスボール。
街のいたるところで鶏飯粒(=チキンライスボール)の文字を見かけましたが、今回はその中でも特に人気のあるというジョンカー通りにある和記鶏飯團というお店に行ってみました。(行列になることもよくあるそう!)
※他にも中華茶室、古城鶏飯粒という人気の2つのお店がすぐ歩いていける範囲にあります。
古民家のようなお店も非常に雰囲気があります。
正面からはわかりませんが、中庭や建物はかなり奥行きがあります。
そして早速きました、チキンライスボール!
チキンはクアラルンプールやイポーのチキンとも違い、鶏の旨味が強く弾力があり、かなり胡麻油がきいています。
チリソースとダークソース(黒醤油)をたっぷりつけるのがオススメ。
また鶏の出汁がきいたライスボールは、意外と塩気もありました。
労働者が仕事をしながらでも食べやすいように、ご飯を丸くしたことからこのライスボールが始まったそうなのですが、一口サイズで食べやすい。
でも、作る方は手間はかかるだろうな・・・。笑
一味違ったチキンライスを楽しみたい方はぜひどうぞ。
和記鶏飯團 Hoe Kee Chicken Rice
4, Jalan Hang Jebat, 75200 Melaka
The Kappan House (甲板屋) / チェンドル
ネットで「チェンドルが美味しい!」とオススメされていたので行ってみました。
お店が立ち並ぶジョンカー通りの一本隣の通りにある、The Kappan Houseというお店。
チェンドルを完全一押しのようですが笑、料理も注文できるようです。
チェンドルは1つRM4.50、約120円。安い!
お兄さんが店頭のかき氷機でチェンドルをすぐに作ってくれました。
うーん、見た目鮮やか!記事一番上でご紹介したBULLDOGのチェンドルは、氷の下に小豆とにょろにょろゼリーがありましたが、こちらはどーんとトップに。
お店によって盛り付けも違って面白いです。
またこちらのお店のチェンドルは、お豆は金時豆のように甘く煮付けられていました。さらにココナッツミルクの風味がきいていて、より濃厚な感じ。
好みは人それぞれですが、がっつりデザートを楽しみたいなら、これくらい甘くて濃厚な方が満足できるかも。
ここの店内も、お店の並んでいる通りも、なんだかおばあちゃんちに来たみたいなゆったり感。(対して一本隣のジョンカー通りは人が多くて賑わっている)
昼下がり、のんびりゆったり過ごしたい方にオススメです。
(周囲にはカラフルな色合いの建物も多く、歩いているだけで楽しいです)
The Kappan House Restaurant
20, Jalan Tukang Besi, 75200 Melaka
Geographar Cafe / カレーラクサ・ベジナシレマ・サテ・ピザetc
マラッカの中でもとりわけ有名な老舗カフェ、Geographar Cafe(ジオクラファーカフェ)。
映画にも使われたことがあるというパッと目立つ外観。メイン通りのジョンカー通りの中にあり、アクセスも抜群!
旨味調味料を使わないNO MSGを掲げています。
ここの名物はこちらのCurry Ramen。
カレースープは辛すぎず程よいお味、素揚げしたなすやインゲンも美味しい!
またこちらはVege Brown Rice Nasi Remak、マレーシアの国民食ナシレマのベジ版。
真ん中のライスはココナッツ風味の玄米。インゲンや空芯菜などの野菜も食べられるので、とてもヘルシーです。
また写真にはないのですが、前日にホテルまでGrab Foodで宅配してもらったサテ(ピーナッツソースが好き!)、ピザ(自家製ピザ)、Fried Riceもとても美味しかった!
気持ちの良い空間で、幅広く安心して料理をいただけるカフェだなあと感じました。
Geographér Café
83, Jalan Hang Jebat, 75200 Melaka
<最後に>
小さなローカルグルメのお店がたくさん、どれもふらりと立ち寄りたくなるマラッカの街。
ぜひまたの機会に今回のお店たち、そして他のお店も色々訪れてみたいと思います!