「魂の役割」と「人生の波」に従って生きる。私がもう”料理教室”はやらないと決めている理由。

こんにちは、AND KOKOROKITCHEN主宰 / 海外起業家夫婦 江藤三穂(えとみほ)です。

 

もうすぐ、「週末料理教室こころキッチン」をクローズしてから1年が経とうとしています。

 

 

実はこの1年の間には、何度か「(オンラインや直接)料理のレッスン、開催できますか?」とお声かけいただくこともありました。

それでも、自分で企画したシンガポールでのワークショップ以外は、申し訳ないながらも全てお断りさせていただきました。

 

とはいえ、今でもこころキッチンのレッスンや講座にお越しいただいた方たちが、引き続き私の発信を見てくださっています。

 

そして5年半続けてきた「こころキッチン」をさらにアップデートさせて、内容もさらに充実させたレッスンや講座を開催できる自信もあります。

全国からお客様にお越しいただいたり、オンラインやシステムを交えながら様々な展開をしたり、さらにそのノウハウを他の人に教えたりすることもできるでしょう。

マレーシアやシンガポールetc…海外でだって、実際に動いていける環境も整っている。

 

旬の食材、出汁、発酵食品・・・日本のおうちごはんの基礎と、

私たちの在り方そのものを決める心。

 

“食×心”を伝える料理教室「こころキッチン」のコンテンツやメッセージは、

日本、いや世界中の人々にこれからもっともっと必要とされるものであると、私は今でも、心から自信と確信、そして誇りをもっています。

 

それでも・・・もう私は、“料理教室”の仕事はしない、と心に決めているのです。

 

 

自分が“料理教室”という分野でまだまだできることがあるということも、世の中で需要があることも、未来の可能性もあることがわかっている。

でも、やらない。卒業すると決めた。

(たとえ、どんなにお金を貰えるとしてもやらないと決めています。)

 

それはなぜか?

 

 

それは・・・

それが体力的に大変だからとか、コロナで教室運営は今後厳しいかもしれないからとか、そういうことでは全くなくて、

 

私自身の魂の役割が、今はもう「料理教室講師」「料理教室経営」のフィールドにはないとわかっているから。

(そこはもう、やりきったと感じています。)

そして神様が、「さらに大きなフィールドでこの世界に貢献しなさい」と言っているのがわかっているからです。

 

そしてそれが自分自身でも、「できる」とわかっているからです。

 

 

魂の役割、というとちょっとふわっとした感じがするかもしれません。

 

でも不思議なことに、自分自身の心とずっとずっと向き合い続けていると、

そして色々なことに繰り返しチャレンジし続けていると、

 

自分が「できること」と「やるべきこと」は違うのだ、ということや、

自分が心から「望んでいること」と「そうでないこと」の違い、

自分の「力量」や「得意分野」といったものが、

明確にわかってくるようになるのです。

 

頭ではいいと思っていても、
周りがどんなにいいと思っていても、

自分の心がぴったりとはまらない時。

どこか違和感を感じる時。

 

それは、自分の魂の役割に反しているということ。

 

 

もちろん、違和感を感じるからと言って、すぐに辞めたり諦めてしまうのは少し違います。

違和感にも色々な種類があり、それと向き合って乗り越えたり、時間をかけて慣れることで、新しい世界に行ける可能性も多々あるからです。

(今の会社が嫌だからと言って、全く次のステップへの準備をせずに突然会社を辞める!というのは、正直危険だし、意図が的外れな場合もあります。)

 

大切なことは、

日々揺れ動く自分の心、感情、思考に蓋をせず、目をそらさず、自分自身と向き合い続けるということ。

そしてその中で、どんなに小さくとも、今必要な行動をしっかりと積み重ねていくこと。

 

そうする中で、自分の核のようなもの、生まれもった魂の役割が少しずつ少しずつ感じられるようになってくる気がします。

 

そして周りから見るとどんなにもったいない、と思われようとも、

自分の役割に沿わないものは手放す。(もちろん、一通り葛藤はするけれど。)

 

不思議と、そんな勇気と潔さも持てるようになるのです。

 

 

ちなみに私は大学生の頃からずっとブログや、手帳への日記を書き続けていて(自分の独り言として)、それが何よりもの「自分と向き合う」時間でした。

どんなに眠くても、どんなに疲れていても、書くことが当たり前。

 

なぜ私は、過食してしまうんだろう?
なぜ私は、こんなにもやもやするんだろう?
なぜ私は、誰かを羨ましいと思うんだろう?

私らしさってなあに?
私が本当にやりたいことってなあに?

 

人には絶対に言えない真っ黒な感情から、自分に対する深い問い、それから街を歩いてふと感じた何気ない気づきや喜び・・・

自分の心の奥底で感じている想いを一つ一つ言葉に落としていく時間は、私にとっては絶対に欠かせない時間。

 

人一倍、その時間を優先してきたなあと思いますし、

だからこそ、発信することが仕事に直接繋がる繋がらない全く関係なく、今日も飽きずに?こうしてブログを書き続けていたりします。

 

(昨年訪れたロンドン&パリの写真)

 

そしてもう一つ、これは最近改めて感じることなのですが、人生には必ず波があります。

 

上昇する波、下降する波。
人生はそんな波の大小が連なりできている。

 

上昇がいい、下降が悪い、というわけではありません。

 

自然の摂理。

この世に存在する全てのものに当てはまること。

 

今、コロナで世界中の人々が生き方働き方の変化を余儀なくされているように、決して変わらないものはないのです。

時代も、人生も、常に変化し続けているのです。

 

だからこそ、少し波の動きが変わってきた時には、

これまでものすごいスピードでうまくいってきたことが少しずつ緩やかになったり、急にうまくいかないと感じるようになったり。

これが自分のスタンダードだ、と思っていたことが突然古く思えてきたり、ふと違和感を感じるようになることもあると思います。(アイデンティティクライシスが起きる、とも言います)

 

でも、それでいいのです。

これまでの価値観に固執し続ける必要なんていい。
変化する方が、自然の摂理に沿っている。

 

「変化することが怖い」「安定を手放すことが怖い」

そんな風に思う人もいるかもしれませんが、でも実は“変化することは進化すること”なんです。

 

そう思うと、もっと気楽に全ての一歩を踏み出せるようになると思いませんか?

 

 

最後に・・・

ブログの前半で、私の魂の役割は今はもう「料理教室講師」「料理教室経営」のフィールドにはない、と書いたのですが、

 

でもそれは単に現在そのフィールドに当てはまらない、というだけで、

これからはもっと別の形を通して「食」に関わり続ける、貢献し続けるであろうということ、そしてそれが自分の役割ということもわかっているのです。

(わかる、というより、心全体で感じる、という感覚です)

 

外側の形は変わっても、でも内側の芯の部分は変わらないというか。

 

だから、これからはそこに集中していこうと思います。

自分にとって、それが正しい道であると信じています。

 

 

自分の魂の役割を無視して生きること、人生の波に逆らって生きることほど、残念で勿体ないことはありません。

モヤモヤした時は誰かに相談するのも大事ですが、いつだって本当の答えは、自分の中にあることを忘れないで。

 

自分の心を決してないがしろにしないこと。

ぜひこのブログをお読みの皆さんも、これからもずっと「自分と向き合う」時間を第一優先でとってあげてくださいね。

 

本来の自分の心、魂が持つ輝きを、何よりも大切にしてあげましょう^^

 

 

それでは本日もお読みいただき、ありがとうございました!